GitHub基礎を学ぶ為に始めたこの「GitHubを始める為に」ですが、今回で一旦終わります。今まで学んできたことを並べていくと、一通りの基礎的なことは網羅できたはずです。
- Git - 基本的なGitコマンド / Trygit / Repository
- GitHub - Remote Repository / GitHubアカウント作成 / git init から git push まで
- Gist - スニペット管理 / GistBox / jsbin
あと学び足りていないところは、実際にGitを使用していく経験と今回お伝えするGitのBranch運用方法かと思っています。
もちろん、チーム開発時を想定するとpull requestやissueも学びたいところですが、それはまた機会を伺って紹介したいと思います。
では、Branch運用の紹介です。
Branch運用に使用するコマンド
まず、 Trygitの最後の方で出てきたBranch操作を思い出しましょう。忘れていたらもう一度Trygitをやってみるのも良いかもしれません。
1.18 Branching Outでgit branch clean_up
を打つページからbranch操作が始まります。
ここでは以下の流れで作業をしています。
- clean_upブランチの作成
- clean_upブランチへ移動
- すべてのファイルを削除
- コミット
- masterブランチへ移動
- masterブランチへclean_upブランチをマージ
- clean_upブランチを削除
- リモートリポジトリへpush
Branch運用方法
Branchの操作方法がわかったところで、疑問に思うのは
じゃあ、どうやってBranchを運用していくのか?
だと思います。
Branchは作りたいだけ作れますし、たとえ個人で開発している場合でも運用ルールを決めておいたほうが迷いません。
GitHub flow
GitでのBranch運用といえば、Git flow(日本語での説明:git-flow cheatsheet)が有名ですが、個人もしくは小規模の場合GitHub flow(原文はこちら)の方がシンプルで使いやすいだろうと思い、こちらを紹介します。
翻訳版の記事から引用すると、
- masterブランチのものは何であれデプロイ可能である
- 新しい何かに取り組む際は、説明的な名前のブランチをmasterから作成する(例: new-oauth2-scopes)
- 作成したブランチにローカルでコミットし、サーバー上の同じ名前のブランチにも定期的に作業内容をpushする
- フィードバックや助言が欲しい時、ブランチをマージしてもよいと思ったときは、 プルリクエスト を作成する
- 他の誰かがレビューをして機能にOKを出してくれたら、あなたはコードをmasterへマージすることができる
- マージをしてmasterへpushしたら、直ちにデプロイをする
これが全てである。と書いてあります。これを簡易図に起こしてみました。
pull requestとありますが、チーム開発時にレビューを行う為の手段となるので、個人で開発している場合は自分で最後に見直したあと$ git push
に置き換えていいと思います。
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